さてさて・・・・感想ですが
『60歳のラブレター』
二組の夫婦と一組の付き合いはじめたばかりの男と女のお話
定年を迎えた夫婦、橘孝平(中村雅俊)とちひろ(原田美枝子)
魚屋夫婦、正彦(イッセー尾形)と光江(綾戸智恵)
医者の静夫(井上順)と翻訳家・麗子(戸田恵子)
この3組の男女がどうなっていくのか…
一組目の夫婦は私には共感できない…
長年浮気をしていた旦那さんと家と子供の事に没頭していた奥さん
熟年離婚を決意するが、最後は許して元さやに!? 私にはこんな広い心は持てない!
義母さんが義父さんに散々振り回されていたのに義父さんが昨年夏に突然亡くなって
しまってから一年、毎日泣き暮らしている。
あんなに苦労させられて毎日喧嘩していた義父さんが居ない事がそんなに受け入れ
難い事でそんなに落胆させられる事であるのが、今の私には理解し難い。
後、数十年経つと私もそういう風に考えられる日が来るのだろうか??
二組目の魚屋の夫婦はしっかりものの奥さんが重い病気にかかって夫婦の絆を
再認識する。
こちらは私にも理解ができた。この夫婦には普段は口に出さないが、相手を思いやる
気持ちにあふれている。
3組目の男女はお互いにまったく違う仕事に没頭していて、まったく違う生活をしていた
二人が歩み寄ろうとしている。人生半ばにさしかかっても恋をし、ときめいて若い
男女のように純粋に幸せをつかもうとする所がいじらしくも感じた。
でも、この映画は20代の人が観ても共感は出来ないのではないか?
この映画を進めた義母さんのように年月を重ねた方むけで、シワのある手をつないで来た
ご夫婦にこそ観て欲しい映画だと思いました。
帰ってから義母さんに「よかったでしょ〜ぉ」と聞かれたが正直に言うと私にはあまり心に
響いてこない作品でした。
ま、出かける前に旦那さんと喧嘩して義母さんに叱れた私に、素直に観る心が欠けていた
ことも原因のひとつかな!? ^^;
次は
『重力ピエロ』
なんと言っても岡田将生くんがかっこいい!
なぁ〜〜んて浮かれるような内容では無かったのだけど…。
自分の生まれた意味や価値を根本から揺るがされ苦悩する弟・春(岡田将生)それに
付き合い、守っていこうとする決してかっこいいとはいえない兄・泉水(加瀬亮)ほんわかと
しているのに芯はとても強い父・正志(小日向文世)
町で起こる連続放火、めまぐるしく変わる状況の中で、ある計画が実行されていき、
過去も段々と明らかにされていく…。
家族の愛が心地良く、とても悲しい映画でした。
まだ映画館でやってるよ〜! 岡田君を観にいきましょう!
おっと…こんな時間 後の2作品はまた時間ができたら書きますわ〜
近いうちに!!??w